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【コロナ時代】を生き抜く指南の書

免疫力向上の為に【體の巻】

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【體】からだ

「體」は『体(からだ)』の旧字で、骨+豊。

  骨が豊か、と書いて「体」である。


我々人類は約200個の骨を持つ脊椎動物である。


首の骨は7個あるが、同じ脊椎動物であるキリンの首の骨もやはり7個である。


そして、それぞれの脊椎動物はそれぞれに合った骨の並びや配置で絶妙なバランスを保ち、それぞれの『姿勢』を作り上げている。


実は姿勢は免疫力と大きな関係がある。
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マーシャとダーシャ

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  (左)マーシャ  (右)ダーシャ
1950年、モスクワ生まれ。坐骨結合体のシャム双生児として生まれる。


活発で好奇心旺盛なマーシャ、おとなしくて勉強好きなダーシャ。一つの体を共有しながらも、二人は全く違う性格を持っていた。


何人もの医師から分離手術の申し出があったが、2人は拒否し続けた。


ドイツ旅行に招待され、その生活が忘れられなかったダーシャはアル中に。当然マーシャもアル中に。


2003年、アルコール依存症による心臓発作でマーシャが死亡、17時間後に分離手術を拒否したダーシャも死亡した。




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彼女たちが医療業界に投げ掛けたある難問

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ある日、虚弱体質なダーシャが100日咳を患いました。


しかし、なぜかマーシャは元気だった。


なぜだろうか? なぜ、ダーシャが100日咳にかかっているのにマーシャは100日咳にならないのか?


二人は内臓や循環器などを共有していた。だから、当然ダーシャが100日咳になればマーシャもそうなる、そう思われた。しかし、マーシャは100日咳にかからなかった。


この理由を当時の医者は説明出来なかった。


唯一二人が共有していないものがあった。


それは

脊髄神経である


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脊髄神経

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脊髄神経は背骨の中を通っています。その脊髄神経は免疫系統を支配しています。


そう、つまり、免疫力は脊髄神経の影響を受ける。 


結論から言うと、『良い姿勢は最良の免疫力を発揮し、悪い姿勢は免疫力を低下させる』


マーシャとダーシャは脊髄神経を共有していなかった。二人の免疫系統は独立していたのだ。だからマーシャは100日咳にかからなかった。


これは二人がシャム双生児として肉体の一部を結合しているから解った事実である。


そうではない我々は、よもや

『姿勢が悪いから風邪をひく』

『姿勢が悪いから病気になる』


ということに気付くことが出来ない。


この事実を知らずして、薬物治療などの対処療法のみに頼るのは近代医療の大きな欠陥である。


マーシャとダーシャはそのことを我々に教えてくれた。


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では、『良い姿勢』とは何なのか? それを知る必要がある。


なぜなら良い姿勢こそが免疫力の向上に直結しているからです。


次回、その秘密を解き明かしていこう。

◆とても悲運な人生を歩んだ姉妹。そんな中ユーモアに溢れた手記も残されていたようです。興味のある方はぜひご一読を。




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