【開眼】②
私を、戦後GHQが行ったWGIPから脱却させたものと言えばズバリ、
私たち日本人は、学校教育において実に片寄った教育を受けてきました。
そして、それは今現在もなお、「教科書検定」という分野でずっと行われています。
小林よしのり氏は、自称サブカル漫画家を謳っていますが、とんでもない
カルチャーを越えたサブカルチャーと言って良いと私は思います。
『戦争論』という題名から、愛国主義だ、右翼だ、と揶揄されることもおかまいなしに、中道の論理を彼は漫画というアイテムを大活用し、我々日本人の心に『ド直球』に語りかけます。
戸惑い
私は彼の『戦争論』を、どう理解して良いか分からぬまま、それを読み進めた。
実は私は、なぜ『戦争論』を読み始めたのかを思い出すことが出来ない。しかし、それは恐らく社会に出て色々と遭遇した現実に悩んだ銀行員時代に、様々な書物を読み漁ったいつも通う地元の書店での出会いだったと思う。
当時の私の頭の中は、いわゆる「左翼思想」いっぱいで、日本国旗の掲揚など論外、日本は戦争犯罪国家であった、という戦後教育にバッチリ犯されていた。
洪水のように
私の頭脳をリセットしていくのである。
あぁなんて、真実を知ることとはこんなにも苦しく、そして美しいことなのか
と、毎日心を振るわされたことを覚えている。
解脱
『戦争論』を読み終えた時、私の頭の中はほぼ全ての「戦後教育の毒牙」から解脱していた。
同時に
如何に尊い命を、とても若い命を、我々が戦後生き抜くために捧げてくれたのか、と、英霊たちへの素直な感謝の気持ちを起こさせた。
私は右翼でも左翼でもない。ただ、中道を行きたいだけです。しかし、あまりにも片寄った教育によって私の心は犯されていた。純粋に我々の為に無残にも散っていった魂に、霊に、『申し訳ありませんでした』と、ただ畏怖せざるを得なかった。
私は、これ以上多くを語るつもりはありません。
しかし、もし今アナタが、私が言うことに反論があるならば、もしくは、戦後教育からの脱却にいくばくかの興味があるならば、ぜひ小林よしのり氏の『戦争論』を手に取ってみることをお薦めしたい。
そして、アナタなりに感じる何かがあるならば、私はそれを否定しません。
誰もが、自分自身の意見や見解を持つことが、今後の世界を考える上でとても重要だと思うからです。
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